学資保険の解約をする前に検討してほしいこと

「子どもが産まれた時、何も考えずに学資保険に入ってしまったけどよく考えたらお得なプランじゃなかった」
「家を買いたいので頭金が必要。少しでも手元の現金を増やしたいから解約したい」
などなど、家庭の事情によって途中解約を検討する方もいるかもしれません。

しかし、少し待ってください。
学資保険は解約すると元本割れが起きてしまう商品です。
すぐに解約!と考える前に他に方法がないのかを確認してみてください。

解約の前にいくつか検討していただきたいことをご紹介します。

解約ではなく、払済扱いにする

解約をしてしまうとそれまで支払った金額よりも少ない金額しか返ってこないケースがほとんどです。
しかし、解約ではなく、払済でストップする方法の場合は、その後の支払いの必要はなくなり、満期にはそれまで支払った分で見合うだけの満期金を受け取ることができます。
別の保険や預金に切り替えるにしても、これまで払ってきたお金を無駄にするのはもったいない話です。
払済扱いにできるのであればその方が損にはなりにくいでしょう。
但し、払済扱いにできるかどうかは保険会社や学資保険のプランによって異なります。
契約中の保険会社に問合せてできるかどうか確認しましょう。

損にならないタイミングで解約する

もう少し払い続ける余力があるという場合にはすぐに解約するのではなく、解約返戻金が支払い保険料の100%以上払われるタイミングを確認しましょう。
契約後数年程度であれば、100%未満の金額しか返ってこないケースがほとんどですが、10年前後払い続ければ、どこかの時点で解約返戻金が100%を超えるタイミングが出てきます。
もし、あと1~2年で100%を超えるというタイミングであれば、急いで解約するよりも少し待ってから解約した方が損になりません。
せっかく数年間頑張って支払ったお金なのです。減らしてしまわないようにタイミングを見計らいましょう。

一部だけ解約する

学資保険のプランによっては一部だけ解約することも可能です。
頑張って貯めようと月々の支払いを高額な設定にしていたが、2人目3人目が産まれたことで厳しくなった場合や、住宅購入などですぐにまとまった金額が必要になって解約したい場合など、月々の支払い額を減らして学資保険の機能は残しつつ、まとまった解約返戻金を得ることができます。
但し、契約したプランや、そもそも今の支払額がそこまで高額でない場合などには、一部解約ができないケースもあります。
まずは一部解約が可能か契約している保険会社に相談してみましょう。

借り換えを検討する

そもそも元本割れするような学資保険で契約してしまっていた場合、すぐに解約して別の学資保険や金融商品で貯蓄したいと思うのは当然でしょう。
ただ、その時にも自分で調べた情報だけで判断せずにプロのファイナンシャルプランナーに相談しましょう。
複数の保険を扱っている総合保険代理店などに相談すれば、たとえ学資保険Aを解約して戻ってくる金額が減ったとしても、学資保険Bのプランを申し込むことで10年後にはより大きい金額が手元に返ってくる、などのシミュレーションをしてもらうことができます。
複数の保険会社のプランを自分でシミュレーションするのは大変です。
プロに試算してもらうことでより冷静に幅広い選択肢を検討することができます。