学資保険は一括払込がお得?一時払いと全期前納の違いは?

「学資保険の一括払いってたまに聞くけどやっぱりお得?」
「デメリットやリスクはないの?」
などなど、疑問に思う方も多いでしょう。

この記事では学資保険の一括払込について解説します。

手持ち金に余裕があるなら一括で払うのが断然お得!

当然といえば当然なのですが、どの保険会社も月払いよりは年払い、年払いよりは一括払いにするのが圧倒的にお得です。
保険会社によって返戻率が異なるので一概には言えませんが、多いところでは7~8%ほど返戻率がアップする商品もあります。

一時払いと全期前納は扱いが違うので注意!

一括の払込と言っても種類としては2つあります。
「一時払い」と「全期前納払い」というものです。

「一時払い」の場合は、先に全て払済みにする状態を指します。
「全期前納払い」よりも返戻率は高くなります。

一方、「全期前納払い」は一括で保険会社にお金を”預ける”という状態になります。
「一時払い」よりも返戻率は下がりますが、多少のメリットもあります。

生命保険料控除は使える?

生命保険料控除については一時払いでも全期前納でも、支払った年にはもちろん適用できます。
ただ2年目以降が要注意です。
一時払いの場合は、一括で払済みになってしまうので初年にしか適用することができません。
一方、全期前納払いの場合は保険会社に預けたお金から毎月支払っている形になるので毎年生命保険料控除を適用することができます。
どちらの方が実質的にお得なのは事前にシミュレーションしておく必要があるでしょう。

払込免除特約が使えない?!

学資保険のメリットの一つに払込免除の制度があります。
万一、親が死亡したり、重度の障害を負った場合に払込が免除される特約です。
一時払いの場合にはこの特約は適用されません。既に払い済みのためです。
もちろん満期金は予定通りに支払われます。
一方、全期前納払いの場合には「保険会社に預けられているが、まだ支払いをしていない金額」については戻ってた上で満期金も予定通り支払われます。
そのため、払込免除制度の恩恵は全期前納払いにしか受けられないということになります。

解約した場合はどうなる?

一時払いの場合には、既に払済のため、途中で解約した場合には解約返戻金扱いとしてお金が戻ってきます。
解約のタイミングによっては元金よりも少ない額しか返ってきませんが、ある程度の年数が経っていれば多少は増えて戻ってくる場合もあります。
一方、全期前納払いの場合は、既に払済みの金額に対しては解約返戻金として返還され、未払いの分の金額はそのまま戻ってきます。

まとまったお金があれば迷わず一時払いにすべき?

現時点でまとまったお金がある場合、学資保険の一時払いがベストな選択なのでしょうか?
そこは早まらずにリスク要素も天秤にかけて考えるべきです。
一時払いにするお金は少なくとも100万円以上の金額になるはずです。
その100万円は本当に手元からなくなっても大丈夫なお金でしょうか?
住宅ローンや車の購入の頭金として必要になる可能性はありませんか?
学費を貯蓄することは大切ですが、お金に流動性を持たせておくことで都度家計の調整ができるようにしておく方が無難です。
100万円を預けたとしても十分に余裕があるという場合には確実にお金を増やす手段としては有効ですが、そのお金を使うと手元の貯金がほとんどなくなるという場合には使い方をよく考えましょう。
ベストなのは家計の収入・支出の状況も含めてファイナンシャルプランナーにシミュレーションをしてもらうことです。
総合保険代理店であれば学資保険はもちろん、その他の貯蓄向きの保険も取り扱っているため、どの商品を利用するのがもっともお得なのかを見極めやすいでしょう。