学資保険は元本割れしないは嘘?!その真相とは?

「学資保険なら元本割れしないって聞いたんだけど…」
「いや、最近の学資保険は元本割れするものばかりだと聞いた」
などなど、学資保険の元本割れにはいろんな噂や見解がついてまわっています。

実際のところ、学資保険は元本割れするのでしょうか?

学資保険は元本割れ”するケースもある”

結論から言うと学資保険は元本割れするケースがあります。

その理由は保障の充実です。
学資保険は、ほとんどのものが親が死亡した場合には支払い義務がなくなり、それでいて、満期には満期金が支払われるという仕組みになっています。
それ自体はいいのですが、加えて医療保障が付帯されているプランが多数あり、その分の保険金の支払いによって、満期金が支払った保険料を下回るということも起きてしまうのです。
たとえば、以下のような保障です。

・子どもがケガや病気で入院した場合にお金が支払われる医療保障
・親が死亡した場合に支払われる死亡保険金
・親が重度障害を負った時あるいは死亡した時に満期まで支払われる育英年金

上記のような保障を付帯すると支払った金額よりも満期での受取金額は下回ることがほとんどです。

もし学資保険で貯蓄をしたいと思っているならこれらの保障を必要以上に充実させない方がいいです。
万一の時が心配であれば、学資保険の付帯条件でなくとも、安価な生命保険などで保障の代用はできます。

昔はすごく返戻金が高かったって聞くけど?

昔は学資保険に加入していれば、満期の時にすごくたくさんのお金が戻ってきた
という話を聞いたことがあるかもしれません。

そのからくりは「配当金」です。

「配当金」とは保険会社が運用で得た利益を契約者に還元するお金のことです。
バブルの頃は非常に金利が高く、配当金もたくさんつきました。
その頃の金利であれば支払った保険料の1.3倍や1.4倍の金額が満期で返ってくるというのも夢ではなかったのです。
ただ、現在は超低金利時代、配当金は無に等しいのです。

元本割れ=悪ではない

せっかく学資保険を契約したのに元本割れをしたくない!と思うのが当然ですよね。
ただ、元本割れは、ただ保険会社が利益を奪っているというわけではなりません。
「充実した保障」があるからこそ元本割れが起こるのです。
ただやみくもに「元本割れしないこと」を意識するよりも、何のためにどれだけ貯蓄したいのか、万一のことがあった時にどんな保障があってほしいのか、というのをよく考えて、自身や家庭の考えに近いプランを選ぶことが大切です。
たとえ、元本割れしたとしても「万一の保障」を重視するのであれば、そのための保険料なので無駄ではありません。

元本割れしないためにはどうする?

そうは言っても、学資保険は貯蓄目的で利用するもの。
元本割れはしたくない!という人がほとんどですよね。
学資保険を契約する時に元本割れしないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

その答えは
「学資保険には医療保障を一切つけないこと」

「医療保障は安価な共済や生命保険で済ませること」
です。

学資保険に医療保障を付帯してしまうとその分返戻率は下がってしまいます。
プランナーさんに薦められたとしても「医療保障は一切つけない」という方針で契約すれば高い返戻率を確保できます。
ただ、一方で万一の時のことも心配ですよね。
その場合は学資保険の付帯ではなく、安価な生命保険・医療保険を別で探して付けましょう。
学資保険に付帯する場合と別で契約する場合、どちらが安くなるかはプラン次第です。
また、場合によっては、学資保険を使わず、生命保険のプランでお金を貯めることも可能です。
プランナーさんに相談しながら損をしないプランを探しましょう。

具体的にシミュレーションをしたい!という方は

学資保険に限らず、貯蓄のために損をしないプランを選択するにはプロに相談した方が安心です。
各保険会社の営業さんに相談するとどうしてもその保険会社の商品を売りつけられてしまうもの、そのため、総合保険代理店に相談して各保険会社のプランを比較しながら最適なプランを探すのがベストだといえます。