学資保険の名義は夫か妻どちらの方がいい?

「学資保険を契約したいけど契約者は夫であるべき?」
「妻を契約者にした方が保険料が安いけど、妻が契約者でない方がいい?」
など、学資保険の名義を夫婦どちらにするか、迷ってしまう方も少なくないでしょう。

各家庭の事情によってどちらにメリットがあるかは異なります。
夫の場合、妻の場合、それぞれのメリットと、万一離婚した場合について解説します。

夫名義で契約するメリット

学資保険の特長の一つとして、契約者に万一のことがあった場合には、保険料の支払いが免除された上で満期金が支払われるという仕組みがあります。
もし専業主婦の妻が名義の保険になっていた場合、夫に万一のことがあっても保険料が免除されない上に、妻が支払い続けなければいけないことになります。
夫が一家の生計を担っているという場合には夫名義にしておいた方がいいでしょう。

※学資保険のプランによっては「保険料の払込免除」が付加されていない場合もありますので契約時に注意しましょう。

妻名義で契約するメリット

ただ一方で妻名義にしておくメリットもあります。
夫と妻の年齢が同じであったとしても、女性が契約者の方が「保険料が安くなり、返戻率が大きくなる」のです。
これは一般的に女性の方が男性に比べて死亡確率が低いためです。
先ほど言ったように、夫が生計を担っている場合には少々リスクがありますが、少しでも返戻率を上げたいという方は妻の名義にする方が得になります。

契約者を妻にしておくべき条件

夫と妻、どちらを契約者にするのも一長一短ですが、最近は妻の名義にすることを推奨する保険会社も増えています。
理由はさまざまですが、妻の名義にしておくべき条件についてご説明しましょう。
もし自分の家庭が当てはまるという場合にはご一考ください。

夫の健康状態が思わしくない場合

保険を契約する際には必ず健康状態のチェックがあります。
払い込み免除の特約を付ける際には、例外なく契約者の健康状態も申告することになるのですが、夫の健康状態によっては契約が難しい場合が出てきます。
そのような場合には妻が契約者にならざるを得ないことも。
また、契約はできるが、保険料が高くなるという場合、貯蓄目的の学資保険なのであれば妻名義にすることも考えた方がいいでしょう。

妻の方が収入が多い場合

生計の多くを妻が担っている場合には夫が契約者になるメリットがありません。
女性の方が保険料も安いので、迷わず妻名義で契約しましょう。

夫が既に生命保険に入っていて万一の保障がある場合

夫名義で学資保険を契約するメリットは万一のことがあった時の保障の点だとご説明しました。
ただ、夫が既に他の生命保険に入っているのであれば少し事情が違ってきます。
もし夫の生命保険の保障内容が遺族保障のような形で、夫の死亡後に毎月いくらかの保険金が出るようなプランだった場合、
その保険金を学資保険の支払いにあてることが可能になり、学資保険を継続することができます。
もしもの時にも支払いの目処が立つのであれば、保険料が安く済む設定を選択しておくのも一つの手です。

万一、離婚した場合にどうなるのか

実は学資保険を妻名義にしておくメリットには離婚時に備えるという意味もあります。
離婚の事態に想定するというのは縁起が悪いものですが、世の中の既婚者の3分の1は離婚している時代、可能性がゼロとは言えません。

仮に学資保険を夫名義で契約した状態で離婚した場合、親権が妻になっていたとしても、特に手続きをしなければ保険の契約は夫のものです。
そのままにしておくと子どもが18歳になる頃、満期金は夫が受け取ることになってしまいます。
離婚後の関係も良好で、保険料の支払いも夫が継続し、受け取りも夫がした上で子どもの学費に充てることができるのであればいいのですが、少しでも不安があれば、離婚時に学資保険を解約して解約返戻金を受け取るか、名義を妻に変更しておいた方がいいでしょう。
尚、途中解約してしまうと、それまで払った保険料よりも少ない額しか戻ってこないため、離婚後も払い続けることが可能であれば、妻名義に変更した上で継続することをオススメします。

夫名義・妻名義それぞれの金額シミュレーションが知りたい!という方は

実際に、夫と妻の名義でどれだけ保険料が変わってくるのかは、年齢や健康状態次第のため、家庭によって異なります。
具体的な金額の違いを知りたければFP(ファイナンシャルプランナー)にシミュレーションをしてもらう必要があります。
総合保険代理店であれば、シミュレーションをした上で各保険会社のプランを比較しながら紹介してくれます。